【あらすじ】
・自殺した従兄の葬儀の中で、梨乃はおじいさんの秋山秀治の家の花を見に行く約束を交わす。しばらく秀治の家に通っていたある日、秀治が殺害されていた。同時に現場からは黄色いヒマワリの鉢が消えていた。犯人の手掛かりを探すため莉乃は花の写真をブログにアップしたところ、蒲生要介から連絡が来る、さらに秀治が息子の恩人という刑事早瀬も参戦する。
【感想】
・身近な人間の才能に嫉妬し、幻覚剤代わりの種に手を染めてしまうことで引き起こされたミステリアスストーリー。
・全くノーマークだったバンドリーダーが犯人だったが、犯行理由が才能の壁にぶち当たって悩んでいてやめられなくなったという、納得感というか現実味があるので物語がわかりやすい。