マロリンの日記

中年男性会社員の日常や思うこと、人生に役立つ事など発信したいと思います!

読書感想〜透明カメレオン(道尾秀介)

 

【あらすじ】

・美声を買われてラジオのパーソナリティを務める主人公。行きつけのbarで自分のファンという女性に遭遇する。女性は男前であるバーのオネエを主人公と勘違いしたので、夢を壊さないように嘘をついてその場をやり過ごす。やがて嘘がバレて女性から責任を取れと言われ、訳も分からず殺人計画のようなものに加担するも、何が起こっているのか考え込む主人公。そんな中、女性がマンションに押しかけ主人公との同棲生活が始まる。

【あらすじ】

・最後はまさかの一気に切なくなる展開。

・オネエが主人公であるという誤解を続けるために、オネエがマスクをし主人公が隣で話しかけることで、オネエがまるで主人公の声で会話しているように見せかける、という感じの現実問題としてそりゃないだろ的な場面が結構出てくるので、最初から中盤あたりは喉に魚の骨がかかったような、ストーリーにのめり込めない違和感を感じました。