【あらすじ】
・北高の伝統行事である、朝8時から翌朝8時まで歩くイベント「歩行祭」。老舗和菓子屋の娘でしっかりものの美和子、クールだが内に熱い想いを秘めた仲間思いの忍、自己物語が下手で真面目で不器用な融、落ち着いてるが一人で抱え込みがちな貴子。途中のアクシデントにめげずに今まで言えなかった本音を語り合いゴールを目指していく青春物語。
【感想】
・登場人物がとても個性豊か。変なプライドが邪魔をして弱みをみせたくない青春時代ならではのもどかしさが共感できる。
・歩くだけのイベントを描いているが、登場人物の心の移り変わりはもちろん、謎解きの要素もあり、読むのに夢中になりました。