マロリンの日記

中年男性会社員の日常や思うこと、人生に役立つ事など発信したいと思います!

読書感想~その時までサヨナラ(山田悠介)

【あらすじ】

・売れに売れている恋愛小説家・後藤田夏夫のデビュー時からの担当編集者である林悟。息子よりも仕事を選ぶ悟に怒りをぶつけて家を出ていった妻の亜紀が息子とともに列車事故に遭遇し亜紀は亡くなった。生還した息子のために仕事を犠牲にできない悟は、義両親に息子を引き取らせようとするが、亜紀の同僚という春子が突然家におしかけ、強引に息子の面倒を見始める。激しく反発していた悟だが次第に家事を手伝うようになり息子との仲も打ち解けていくようになるが。。

【感想】

・最後はベタな結末だが、家族愛に感動した。

 日本の離婚率は35%くらい、さらに離婚していなくても別居状態や夫婦仲が険悪な家庭もある。よく考えれば赤の他人同士が一緒に家庭を築いているんだから、うまくいかないのは特異なことではないように思える。