マロリンの日記

中年男性会社員の日常や思うこと、人生に役立つ事など発信したいと思います!

読書感想〜小さき者へ(重松清)

 

【あらすじ】

・田舎で一人暮らしする老母の元に帰省するが、母は何故か息子に対して冷たい態度を取り、長男も帰省に乗り気ではなく悩む父。両親が離婚し母親の元で過ごすが、父と母のヨリを戻そうと画策する小学生。リストラに怯えつつ引き篭りの息子に対峙する父。高校を中退し新しい道を進むか悩む娘。脱サラしたが商売に失敗し、次に向けての一歩が踏み出せない父。少年野球の監督として子供たちの指導に熱中するあまり、妻娘との距離が離れていく父。という6話構成。

【感想】

・家族、父、両親、子供との関わりを改めて考えさせられる素晴らしい作品。特に1話。自分は年老いたらどんな余生を過ごしているのだろうか重い課題を背負わされた感じ。